目次
英検Jr.シルバーのテスト内容
受験の目安について
英検Jr.シルバーは、英検Jr.ブロンズで80点以上正解した人が受けられるテストです。レベル的には、小学校中学年程度のレベルになります。以下の表にあるように、小学生でなくても、英語学習を1~2年程度やっているお子さんであれば、受けられるテストです。
参考対象 | 習熟度の目安 |
---|---|
英検Jr.受験 | BRONZEを受験して80%以上正解 |
英語教室 | 約1年~2年 |
小学校英語活動 | 約2年~3年半 |
文字学習 | 約1年〜2年 |
出題内容
出題内容は、以下の表にある通り9種類。各問題出題される数が違います。ちょっと難しいのが、「3ヒントクイズ」と、「はじめの文字は?」という問題!3ヒントクイズでは、英語で3つのヒントを頼りに、正解を見つけます。英検Jr.シルバーから、「big(大きい)」、「small(小さい)」という易しめな単語ではなく、「hard(かたい)」、「soft(柔らかい)」などの中級レベルの単語も入ってくるので、難しいです。また、「はじめの文字は?」では、フォニックスを覚えていないと解けないので、こちらも中級レベルだなという印象。やはり、全体的にブロンズよりも難しく作られています。
番号 | 出題 | 問題内容 | 解答方法 | 小問数 |
---|---|---|---|---|
1 | 絵にあう文は? | 文を3つ聞いて、絵に合った内容のものを選ぶ。 | 音声 | 8問 |
2 | 返事をしよう | 問いかけを聞き、内容に合った応答を選ぶ。 | 音声 | 4問 |
3 | 種類別ものえらび | ある種に属する4つのものの名前を聞いて、複数の絵の中からすべて選ぶ。 | 絵 | 3問 |
4 | 3ヒントクイズ | 3つのヒントを聞き、内容に合った絵を選ぶ。 | 絵 | 4問 |
5 | はじめは どの文字? |
3つの語を聞き、共通する頭文字のアルファベットを選ぶ。 | 文字 | 4問 |
6 | どっちの絵? クイズ |
1つか2つの文をまとめて聞き、内容に合った絵を2枚のうちから選ぶ。 | 絵 | 8問 (4問1組×2) |
7 | お話にあう絵は? | 2人の会話を聞き、内容に合った絵を選ぶ。 | 絵 | 6問 (6問1組) |
8 | 2人にきいて みよう |
基本動詞を用いた2人の会話を聞き、内容に合った絵をすべて選ぶ。 | 絵 | 4問 (2問1組×2) |
9 | 文字をえらぼう | 1つの語(絵入り)を聞き、合った文字を選ぶ。 | 絵・文字 | 4問 |
チャレンジコーナー | 自分自身やある物事に関する質問を聞き、自分の考えに合った(または近い)応答を選ぶ。 | 音声 | 4問 |
受験案内
英検Jr.は、ペーパー版とオンライン版の2種類あります。
ペーパー版 | オンライン版 | |
---|---|---|
受験料 | 2700円 | 2500円 |
個人申し込み | ✖ | 〇 |
受験日程 | 日付指定あり | 契約期間内いつでも |
ラーニング(教材) | ✖ | 〇 |
表の通り、ペーパー版の場合は、通っている塾や英会話教室などで受ける場合にのみ受験できます。私的におススメなのが、オンライン版!受験料が安い他、ラーニングとテストが合わさったフルパックがかなり良いんです!ラーニングには、ドリルやもぎテストなどが含まれているのですが、このアプリケーションの質が、本当に素晴らしい!習い事として、ラーニングのみ契約するだけでも、良いくらいです!もったいないのは、テストのみの契約! テストを受けるにあたって、問題傾向を掴んでから受けた方が、合格率が高くなることは明らかです。ブロンズを合格している方も、最低1か月は、ラーニングで準備させた方が安心だと思います。1発合格させたいなら、フルパックコースで、英検Jr.シルバーで出題される単語と、傾向を掴んでからテストを受けることを強くおススメします!
◆1か月フルパックコースが気になる方
1か月フルパックコースってどんな物なの?と契約までいかないけど、内容が気になる方は、
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もともと英検Jr.についてよく知っている方や、ブロンズを受けて合格している方で、すぐにでも契約したいという方は、
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英検Jr.シルバーオンライン版について
ここからは、私がおススメする、英検Jr.オンライン版について紹介します。
英検Jr.シルバーオンライン版「ラーニング」のねらい
英検Jr.には3つのテストレベルがあり、2番目がこのシルバーになります。シルバーでは、以下4つを目標としています。
- 普段の生活でよく出てくる言葉、あいさつなどの表現を聞いて分かること
- 簡単な言葉を使って、質問したり返事したりすること
- 短い会話や文を聞いて、内容が分かること
- 身の回りの生活や学校生活で、様々な人とやりとりすることに興味を持つこと
「ドリル&ゲーム」の役割
「ドリル&ゲーム」には、英検Jr.で大事な学習とされている内容がたくさん入っています。大切な言葉や表現は、様々な場面で繰り返し出てきます。どのドリルから初めても大丈夫ですが、偏りなく、全てのドリルを学習することが、合格の秘訣!ここに出てくる言葉や表現は全て、シルバーレベルの内容の一部!中には、「ドリル&ゲーム」に出てこないものが、テストで出題されることもあります。また、「ドリル&ゲーム」をやったからといって、テストで80%とれるとは限りません。(そりゃそうですねw)「ドリル&ゲーム」にチャレンジする量や、普段の英語学習によって、結果は違ってくると思います。繰り返しチャレンジすることで、テストに合格する力がついていきます。
この「ドリル&ゲーム」で大事なことは、何度も繰り返して聞いた後、耳残ったことば。文や会話のなかにある「キーワード(たいせつな意味をもつ言葉)」が分かるかどうかが、テストにもつながっていきます。どんな短い会話でも、その中に必ず「キーワード」があります。繰り返すうちに、段々と分かるキーワードが増えていきます。分からない言葉があっても、途中であきらめずに、同じドリルを何回も聞いていくことが大切です。英検Jr.シルバーでは、全部の意味やことばを全てしっかり理解する必要も、文の仕組みを理解する必要もありません。こういったことは、中学校で学んでいきます。今は、自然に聞き取れるようになったことば、あとでふっと思い出すことばを増やすことが大切です。
「英検Jr.テスト」とのつながり
「ドリル&ゲーム」の2つの種類(「もののことば」「表現」))は、英検Jr.シルバーのテスト形式や内容に対応しています。
「絵にあう文は?」「種類別ものえらび」「3ヒントクイズ」「はじめはどの文字」「文字をえらぼう」
【表現】
「返事をしよう」「どっちの絵クイズ」「お話にあう絵は?」「2人にきいてみよう」
※問題形式は、上記にある「出題内容」の表を見てください。
「もぎテスト」では、「ドリル&ゲーム」で学習した内容がどれくらいできるようになったかを、英検Jr.テストと同じ形式で試すことができます。英検Jr.シルバーは、2番目のレベルなので、英検Jr.ブロンズのことばや表現が、問題に出てくることもあります。「もぎテスト」でできなかった問題は、終わった後「もぎテスト」画面から遷移して「ドリル&ゲーム」へいくことができますので、復習もスムーズにできます。
・「もぎテスト」でやった問題が、「英検Jr.テスト」にかならずでるとは限りません。
「ドリル&ゲーム」の内容と学習のしかた
「英検Jr.テスト」の出題のねらいにあうように、「ドリル&ゲーム」は、「もののことば」「表現」の2種類に分かれています。1つのドリルを全て学習すると、ゲームができるようになっています。順番にやるより、子どもが興味のあるものからどんどんチャレンジするのが良いと思います。出来なかった言葉や表現があれば、親御さんがチェックしておくと、復習させられるので良いですよ。
◆「もののことば」
全部で9種類あります。
「スーパーマーケット」「動物」「家」「カレンダー1、2」「仕事」で人やものを表す言葉(名詞・前置詞)、「町」で人やものの動きを表すことば(動詞)、「様子・気持ち」で人やものを説明することば(形容詞)を学習します。意味が分からない言葉は、「日本語を出す」で日本語で確認することもできます。全部の音に慣れたら、「英語を出す」をクリックして、英語の文字を見ながら聞くと、文字も覚えられるのでおススメです。
「アルファベット」では、音や形について学習します。1つずつクリックしていくと、音とその文字が使われた言葉を聞くことができます。何回も繰り返して、絵の通り、そのまま暗記していくのがいいです。「大文字」と「小文字」があるので、どちらもやるようにしましょう。小文字、大文字の形など、書けるまでにしっかり覚える必要はないですが、音と、使われていることばを、しっかり覚えておくことは、英語力アップにつながります。
◆「表現」
「表現」は、「きまりことば」「せつめい」「しつもん」の3つあります。「きまりことば」は、2人の人が様々な場面で話している内容を聞くドリルです。普段の生活で使えるあいさつなどの「きまりことば」が出てきます。
「せつめい」では、色々なものや人のようすを「せつめい」した文や話を聞きます。このドリルは、長さや種類の違う文が出てきます。英語での説明の仕方が分かると、文中のことばを換えるだけで、様々なものを説明することができます。繰り返し聞いて、たくさんの音を聞かせると、キーワードが分かってきます。繰り返しても分からない場合は、「日本語を出す」で確認すると良いです。
「しつもん」は、相手の人に色々な質問をしたときの表現です。どんな答え方があるのか、「Do you」「Can you」など、様々な表現が出てくるので、何度も繰り返しやるのがおススメです。繰り返していく中で、法則を見つけられると良いですね。
「ドリル&ゲーム」「もぎテスト」のすすめかた
◆ドリル&ゲーム
「ドリル&ゲーム」で☆がたまっていくと、順に「もぎテスト」ができるようになります。☆は、ドリルに出てくる全部の英語を学習すると1つ、ゲームで80%正解すると2つ、ゲームで100%正解すると、3つつきます。全て合わせると、36個あり、たくさん集めると、画面の「トータルパワー」が増えていきます。「ドリル&ゲーム」には、2つの「ボーナスゲーム」が隠されています。初めは見えていませんが、全部のドリルで☆がつくと、1つ目のボーナスゲームが出来るようになります。「トータルパワー」が80%をこえると、2つのボーナスゲームができるようになります。
◆「もぎテスト」
黄色い☆が2つついたドリルが増えてくると、「もぎテスト」ができるようになります。はじめは、「まだだよ」と書かれていた「もぎテスト」が、「Go!(やってみよう)」に代わっていきます。「もぎテスト」は、第1回~第24回まであり、やった「ドリル&ゲーム」によって、どの「もぎテスト」からチャレンジできるかが決まります。
問題は、10問(10点満点)あり、終わったらすぐに結果が分かります。出来なかった問題は、「このドリルに戻ってみよう」をクリックして、ドリルに遷移して復習することができます。結果によって、「Perfect(満点だよ)」「Clerad!(よくできました)「Try Again!(もう1回がんばろう)」のメッセージが出ます。間違い直しをすると、「Perfect(満点だよ)」になります。
まとめ
我が家流「ドリル&ゲーム」と「もぎテスト」の使い方
我が家の場合は、「もぎテスト」→「ドリル&ゲーム」という流れでやっています。
「ドリル&ゲーム」で出てくる言葉や表現などが、普段の英語学習と重複することも多いです。普段、英語学習をしている人は、我が家流でやる方が効率的かと思います。我が家流の英検学習方法が気になる方は以下体験記事をご覧ください♪
▼兄くん体験記
『5歳の兄くん、英検Jr.シルバーで英語力アップ編』
▼弟くん体験記
『5歳の弟くん、英検Jr.シルバーで英語力アップ編』
一方で、学習のために、英検Jr.のラーニング機能を使う方は、「ドリル&ゲーム」→「もぎテスト」の順がおススメです。
「トータルパワーが80%になったらもぎテストにチャレンジしよう!」
「全部のもぎテストがPerfect!になったら、英検Jr.テストを受けよう!」
など目標を決めて取り組むと、良いと思います。
英検Jr.テストを受けるなら、やっぱりオンライン版が良い!
英会話教室や英語教室で、英検Jr.をやってくれている教室もありますが、教室での受験は、ペーパー版となります。(一部、オンライン版での受験をやっているところもあるかもしれませんが、ほとんどがペーパー版です。)英検Jr.を受けたことのないお子さんや、英検Jr.への対策をしていない場合は、絶対にペーパー版で受けない方がいいです!英検Jr.の出題傾向がわからず、何を回答したらいいか分からないなど、英語スキルとは違うところで、テストの点数を落とすことがあるからです。英検Jr.初受験、英検Jr.対策していないお子さんは、オンライン版での受験をおススメします。
ここで注意していただきたいのが、オンライン版場合、 テストのみの受験ではなく最低でも1か月のラーニングがついた「フルパック」の申し込みがおススメです。ここでは、上記にあった通り、英検Jr.での対策の他、今ある英語力をボトムアップさせることもできます。1か月、ラーニングの「ドリル&ゲーム」「もぎテスト」でしっかり対策したのち、「英検Jr.テスト」を受験することをおススメします。これで、お子さんの、本当の英語スキルをチェックすることができますよ!
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