宿題では、1回で覚えようとせず何度も繰り返して取り組むようにしましょう。タスクは1日にまとめて取り組むのではなく、数回に分けてこなすのが理想です。毎日の英語習慣を作ることを目標としましょう。
宿題をクリアすると、1週間で約2〜3時間自宅学習に取り組んでいることになります。あくまでこの時間は目安となります。苦手な分野など、お子さんのこれまでの英語学習の取り組み次第では取り組み時間は長くも短くもなりますことご了承ください。
目次
宿題取り組みスケジュールサンプル
サンプルスケジュールを参考にしよう!
暗記学習の取り組み方
エピングハウスの忘却曲線で復習のタイミングは決まっている!
エピングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか。人間の長期記憶について研究した結果、提唱された考え方です。知識を再び学習する際に「どのくらい時間を節約することができるか」を節約率と表現し、効率的に長期記憶を手にいれる方法を説いています。人間が記憶する上で、復習のタイミングがとても大切なのですが、その周期は、20分後、1時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後と、徐々に間隔をあけて復習を行うのがよいとされています。
テストやチェックした後の復習はできるだけ間隔を空けずに行い、徐々に間隔をあけるようにしていきましょう。
話すトレーニングの取り組み方
動画1つあたりの取り組みです。確認テストは、すべての動画学習を終えて一気に行ってもいいですし、多い場合は日を分けて取り組んでもいいです。
1.話すトレーニング(3回目安)【1-3までの取組予想分数:20-60分】
音声を聞いて真似して練習しましょう。音声が早い時は、動画を止めたり速度を遅くして取り組みます。宿題の回数に捉われず、お手本と同じように言えるまで練習しましょう。
発音に課題がある子は、2回目以降も動画の音声と一緒に練習しましょう。発音がクリアな子は、2回目以降は動画なし、スクリプトのみで取り組んでも大丈夫です。その際、①日本語から英語にすること②単元となる文法を意識しましょう。ここで言う文法とは、単語を入れ替えてさまざまな表現ができる”枠組み”のことです。ただの音読にならないように気をつけましょう。
英文を覚えてきたら取り組みましょう。日本語から英語にできるか確認します。スクリプトを用意しましょう。英文を隠した状態で、日本語を見て英語にできるか発話確認します。このフェーズに来たら、覚えているものと覚えていないものが分かるように、覚えていないものにはチェックをしましょう。次のレッスンまでに、覚えていないものを覚えましょう。
<例>
I have a pen.
(私はペンを1本持っています。)
I have a dog..
(私は犬を飼っています。)
2.話すトレーニング確認テスト 【制限時間目安:24秒×文章数】
レッスン前日または前々日に、確認テストを行いましょう。(チェックレッスン前だけでなく、普段のレッスンから行うのがオススメです。)書いて確認することを怠らないようにしましょう。
スクリプトを用意しましょう。日本語を見て英語にできるか、書いて確認します。その際、動画で覚えた英語をノートに書きましょう。話すように瞬発的に書くことを心がけます。相手に分かるように、綺麗に書く必要はありません。また、スペルミスも気にしなくて大丈夫です。ただし、間違った箇所は、正しいスペルを赤ペンで記載しておきましょう。
大切なのは、getsなど、つけるべき-sを落としていないか、You isなどの文法ミスがないかどうかです。話すだけではミスが流れやすいです。書くことで苦手部分が浮き出てきますので、レッスン前に必ず取り組みましょう。
スクリプトは復習月にも使用します。復習しやすいようにファイリングしておくと便利です。
(補足)英文法ドリル
主にレッスンで使用します。レッスンで間違えたもの、苦手な単元はおうちでも復習しましょう。テキストに書き込まずに”英語ノート”に取り組みましょう。苦手なものがあった場合は、チェックしておきましょう。チェックレッスン前に復習しましょう。
話トレ まとめ
2.確認テスト(日本語から英語にしましょう/口に慣らしたものを書いてテストしましょう)
単語学習の取り組み方
とにかく繰り返すのみ!で会った分だけ、忘れなくなります。
出る単【取組予想分数:15-30分/Section】
日本語から英語にできるかまで確認しましょう。必ず音声を確認して取り組みましょう。まずは音を入れ、意味を理解してから書くことをしましょう。最後に書いて確認することを怠らないようにしましょう。
【1周目】わからない単語にチェック
3秒で日本語にできないものは、例文を確認し、◻︎にチェックしましょう。音声を確認して取り組みましょう。わからない単語は特に例文を読み、「単語の使われ方を理解すること」を心がけましょう。
【2回目】わからないものだけ繰り返し
3秒で意味がわからないものだけ繰り返しましょう。8割(80個)できるまで何度も繰り返します。
【3回目以降】
英語から日本語にできないものが残り2割(20個ほど)になったら、どうしても覚えられない単語です。ノートに書いて自分単語帳を作り、何度も繰り返しましょう。
リーディングの取り組み方
何度も声に出して読みましょう。音読しながら文章の内容が入るよう、意識しましょう。
文単語【取組予想分数:15-60分/1話】
音読したら日にちを書いていこう!1日に同じ話を2,3回繰り返読むのがオススメ!
【1】話題を確認
取り組む前に日本語訳を読み、読みずらい文章にはSVで区切り「/」を引き、どんな話題なのかを確認します。わからない英単語は、英語文章の中に書き込みましょう。英語が得意な子は、日本語訳を読まずにトレーニングを始めても大丈夫です。その場合は、わからない単語があった時点で単語の意味を確認するようにしましょう。ただの音読にならないように意味理解を意識しましょう。
【2】音源でオーバーラッピング
音源を聞き、テキストを指差し、どこを読んでいるのか確認しながら、聞こえた音を真似して声に出しましょう。音を真似するにとどまらず「内容を理解する」を心がけましょう。
【3】音読を録画・録音
音読(音声理解)しましょう。音読したものを録画または録音しましょう。お手本と同じように読めるのがゴールです。